272 :名無しさん@おーぷん 2014/12/21(日) 23:31:43 ID:f5Z
自分が今よりもっと馬鹿だった時代の話。

まだ学生だった若い頃、人生初めての彼氏が出来た。バイト先のハンサムな年上男性だった。
嬉しくて嬉しくて、彼の好きなタイプの女の子になろうと必タヒで努力しながら付き合ってた。
フルメイクは肌が弱くて苦手だけど頑張った。寒くてもひざ上スカートに生足だった。

ある日彼と駅のホームにいたら、口論してる恋人らしい若い男女がいて、
いきなり男性の方が女性のお腹をアッパーで殴って、女性が苦しげにうずくまってた。

驚いて「え、ちょっとアレ!!駅員呼んで来よう!!」と彼に言ったら、
彼がゆっくり首振って、「余計な事しない方がいいよ。彼女が悪いのかもしれないだろ」と言われ、
「え・あ、あ・・・そ、そうかー」となり、彼に手を引かれてホームに入ってきた電車に乗り、
降りて別れ、家に帰り、お風呂に入ってて、「あー」と温まった後、

そこでやっと稲妻に打たれたように、「ええええ!?おかしいでしょ???」となった。

彼と別れるのは簡単だった。「別れたい」と言ったら「あ、そう」だった。
「彼女が悪かろうが何だろうが、人を殴ることもそれを止めずに傍観することも犯罪だった」
という話は、気持ちのいいほど全く理解されなかった。

彼が見たことのない人に見えた。
人というか、人のふりをしてる何かに思えた。目が空っぽだった。

その後ちょっと男性不信になったが、今は優しい旦那に恵まれて幸せにしてもらってる。